為替のアノマリーを使ってハイローオーストラリアの攻略は可能か？

ハイローオーストラリアは人気の海外業者で利用している人も多く、5chでは専用のスレッドがあるほど。しかしスレッドを見てみると、勝てないという書き込みをしている人は結構います。

この記事を見ているという方の中にも「ちゃんと相場分析してるのに全然勝てない！」という方もいるかも知れません。

もちろん相場分析をするのも重要ですが、それでも勝てないという時は為替のアノマリーが発生している可能性があります。ここでは為替のアノマリーとは何か、その種類について紹介していきましょう！

FX業界では常識！？為替のアノマリーとは？

今回紹介する為替のアノマリーはFXでも言われているもので、「理由は不明だがなぜかそのとおりになることが多い」という法則のようなものです。

説明できない事象ですので、「根拠がない」として参考にしない人もいますが、稼いでいるトレーダーは意外にもアノマリーのことも考えながら取引をしているようです。

なぜならアノマリーが発生していれば多くの投資家が「今日は○○のアノマリーが発生しているからその通りになるかも…」と考えれば多くの投資家がその通りに取引をすることがほとんど。

そのことを考えると、アノマリーは根拠が無いからと切り捨てることは出来ませんね。よく知られているアノマリーは特にその通りに取引をする人が多いので有名なものはチェックしておくと良いでしょう。

為替のアノマリーの種類をチェックしておこう！

それでは為替のアノマリーの種類について見ておきたいと思います。ここではいくつかの種類に分けて取引をしていくのでぜひ参考にしてください。

季節や月に関するアノマリー

まずは各月に関するアノマリーに関して見ていきたいと思います。各月に関するアノマリーや季節的な要因もありますので、大まかな相場の流れを掴むのも良いでしょう。

ここではUSDJPY(ドル円)に関しての季節によるアノマリーについて見ていきたいと思います。

1月～4月のアノマリー
1月～3月は日本企業者金融期間は決算の季節になるので、円高になりやすいという特徴があります。4月になると投資信託や生命保険が海外投資を行うので、円安傾向になりやすいと言われているのです。
また1月は1週目の相場の動きに沿って相場が動いていくという傾向が強いため、順張りで取引を行うのが良いでしょう。
2月と4月は1週目の相場の動きから反転しやすいという特徴があるので、逆張りで取引をするというトレーダーが多いようです。

2月、5月、8月、11月のアノマリー
2月、5月、8月、11月はアメリカの国際の利払いがあるので、円高になる可能性が高くなっています。

9月～11月のアノマリー
9月からは大きな流れができる可能性が高く、9月にできたトレンドは10月～11月まで続くことも。ただ10月は相場が大暴落する月でもあります。
1929年のブラックサーズデーや1987年のブラックマンデー、2008年のリーマンショックは全てドル円での下げ幅が1番大きくなった月も10月です。

12月のアノマリー
12月はポジションを手仕舞いする人も多くいることから、相場は荒れやすくなっています。1年の中でも1,2を争うほどの値幅はありますが、値動きは上がったり下がったりという動きが激しいので、取引をする際は注意が必要です。

USDJPY(米ドル円)に関するアノマリー

次に紹介するのはUSDJPY(米ドル円)に関するアノマリーです。USDJPYに関するアノマリーで最も有名なのはゴトー日の仲値でしょう。

ゴトー日の仲値とは5,10,15,20,25,30日の9:55に発生する相場の動きです。ゴトー日は円安ドル高になりやすいというアノマリーがあるのです。

ただこれにはしっかりとした根拠があります。銀行は営業日ごとの9:55に外貨との両替価格を決めますが、これを仲値というのです。

この仲値が決まる際はドル高に設定されることが多く、輸入業などの支払いにドルが必要になる場合は支払日であるゴトー日の9:55までに少しでも安くドルに両替するためドル買いが発生します。

そのためUSDJPYではドル高円安になりますが、9:55以降は輸出業をやっている業者が円に両替するため円買いが発生するため円高ドル安方向になりやすいという傾向があるのです。

都市伝説級！？ウソかホントか分からないアノマリー

FX取引をしたことのある方ならば「ジブリの呪い」を聞いたことがあるかもしれませんね。今回紹介したアノマリーの中でも最も有名とも言えるでしょう。

この「ジブリの呪い」はアメリカの雇用統計など重要な経済指標が発表される際に「金曜ロードショー」でジブリ作品が放映されるとドル円が急落してしまうのです。

実際にこのアノマリーを検証した方もいるようで、過去9回のうち8回は雇用統計の数字が市場予想を下回ったとのこと。アメリカのWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)でも取り上げられていました。

本当かどうかは分かりませんが、雇用統計などが発表される際にジブリ作品が放映されるときなどは相場を観察してみるのも良いかもしれませんね。

次は「窓」について。窓とは2つ並んだローソクの間に隙間が空いている時があると思いますが、この隙間が窓と呼ばれています。

窓が出る要因としては重要な経済指標が発表され短時間に注文が殺到したり、金曜日にクローズしてから月曜日に市場が開くまでに値動きが見られたりしたときなどです。

窓が開くとこの窓を埋めようとしてトレンドが発生するというアノマリーとなっています。ただこれはその時の市場の状況にもよるので、必ずしもすぐに窓が埋まるということにはなりません。

2～3日かかることもありますし、暫く経っても窓が埋まらないこともありえるのです。あまり取引をするのはオススメしませんが、窓が埋まる確率がどのくらいなのか観察してみるというのは良いかもしれませんね。

バイナリーオプションにピッタリなのは「ゴトー日の仲値トレード」！

これまではアノマリーについてと種類などを紹介してきました。複数あるアノマリーの中でもバイナリーオプションにピッタリの「ゴトー日の仲値トレード」について見ていきたいと思います。

以前管理人が取引をした際は負けてしまいましたが、5chなどではゴトー日で取引をして利益を出せたという人は多くいるようです。

他のアノマリーは長期的な相場の動きやどの様に相場が動くのかその時になってみないと予測できないというものがほとんど。

しかしゴトー日の仲値はあらかじめどのような相場の動きをするかどうかも予測はつけられるので、バイナリーオプションでも利益を出せるチャンスがあります。

アノマリーで取引をしようと考えているのであればゴトー日の仲値を狙って取引をしたほうが良いでしょう。

どうしても勝てないなら信じて取引をしてみるのも良いかも？

今回は為替のアノマリーについて紹介してきました。アノマリーは市場の投資家の心理が関係してくるのでどうしてもその通りにいかないこともあります。

ただ為替のアノマリーばかりにとらわれるのもオススメでは出来ません。相場分析もしつつアノマリーのことも考えながら取引をするというのが最もベストでしょう。

しっかりと相場分析をしているのに勝てないという方は一度自分が取引をしていたタイミングがアノマリーかどうかを確認してみてください。