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バイナリーオプションの大陽線と大陰線を使った攻略手法
バイナリーオプションを今すでにやっている方、もしくはこれからバイナリーオプションを始めようと考えている方にとって自分にあった取引手法を探すというのは一番苦労することでもあります。
あれがいいと聞いたから試してみたけど、ダメだったということはよくあるでしょう。テクニカル分析ツールにはトレンドフォロー型、インジケーター型など様々なものがあります。
今回はチャート分析において基礎の基礎でもあるローソク足を使った分析方法について解説します。基本的な内容になりますので、この記事を読んでしっかりと理解しましょう。
目次
バイナリーオプションの大陽線と大陰線とは
今回紹介するのはローソク足を使った手法ですが、その中でも初心者の方が理解しやすい大陽線と大陰線についてその特徴とそれらを使ったバイナリーオプションにおける攻略法について解説します。
大陽線と大陰線とは始値より終値の方が高い価格で終わったローソク足「陽線」と終値より始値の方が高い価格で終わったローソク足「陰線」のそれぞれが大きく一方向へ強い動きがある場合に発生します。
つまり、大陽線とは長い1本の陽線のことを言い、大陰線とは長い1本の陰線のことを言います。ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
ローソク足チャートの基本や使い方についてはこちら
⇒相場分析の基本!バイナリーオプション攻略に使えるローソク足の見方
ローソク足とは
大陽線や大陰線の説明に入る前にそもそもローソク足とは何なのかについて解説します。
ローソク足とはある一定の時間における(例えば1分や5分など)の「始値」「高値」「安値」「終値」を一つの図として判断出来る画期的なものです。この形がローソクに似ているためローソク足と呼ばれています。
そしてローソク足の各部には名称があり「始値」や「終値」を表す四角い部分が「実体」といい、実体の上下にある「高値」「安値」を表す直線が「ヒゲ」と呼ばれます。
さらに始値より終値の方が高い価格で終わったローソク足のことを「陽線」といい、逆に終値より始値の方が高い価格で終わったローソク足を「陰線」といいます。
大陽線とは
大陽線とは簡単に言ってしまえば長い1本の陽線のこと。この大陽線が出た場合の意味は相場的に強い買いが入ったと判断出来るため上昇方向への勢いが強い状態を表すサインとして見分けることが出来ます。
ちなみに大陽線と言ってもローソク足の実体がヒゲよりも長くないと大陽線とは認められないので、注意が必要です。
大陰線とは
大陰線とは簡単に言ってしまえば長い1本の陰線であり、この陰線が出た場合、相場的に強い売りが入ったと判断出来るため、下降方向への勢いが強い状態を表すサインとして見分けることが出来ます。
ちなみに大陰線と言ってもローソク足の実体がヒゲよりも長くないと大陰線とは認められないので、注意が必要です。
以上が大陽線と大陰線についての説明でした。大陽線も大陰線も見分けるのに難しいことはなく、初心者の方でも簡単に見分けられるローソク足の一つとなっています。
そのためこれらの意味を理解することで実際のバイナリーオプション取引に活かすことができるでしょう。次の章では、そんな大陰線と大陰線をバイナリーオプションで使っていく際の注意点について解説します。
バイナリーで大陽線と大陰線を使う際の注意点
先ほど紹介した大陽線と大陰線にはそれぞれいくつかの特徴があり、まずはそれらの特徴を理解することから始めましょう。
丸坊主
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上下に全くヒゲが無い大陽線と大陰線のことを指し、大陽線の場合は「陽の丸坊主」、大陰線の場合は「陰の丸坊主」といいます。
例えば陽の丸坊主が上昇方向にいくつか続いているようであれば上昇トレンドに転換したと判断でき、現在は強い上昇トレンドと言えるのです。
逆に陰の丸坊主が下方向にいくつか続いているようであれば、下降トレンドに転換したと判断でき、現在は強い下降トレンドと言えます。
寄り付き坊主
次に寄り付き坊主と呼ばれるローソク足を紹介します。これはいわゆる寄り付き方向(陽線であれば下ヒゲ、陰線であれば上ヒゲ)にヒゲがない非常に長いローソク足のこと。
これは例えば陽線であれば、寄り付きの後(ローソク足が形成された時)に大きく上昇したものの、ローソク足が確定するまではその勢いが継続できず、終盤でやや押し戻された状態を表すローソク足となります。
これは丸坊主ほど強い方向性を示すものではありませんが、陽線であれば、上昇方向に強い力があることを示していますし、逆に陰線であれば、下降方向に強い力があることを示しています。
大引け坊主
3つ目として引け方向、つまり終値方向にヒゲが無い長いローソク足のことを陽線であれば「陽の大引け坊主」、陰線であれば「陰の大引け坊主」と呼びます。
陽線であれば、始値を下回っていたものの、途中から大幅に上昇して高値でローソク足が確定した状態を表し、この場合強い買い勢力があることを表しているのです。
また、陰線の場合であれば、始値を下回っていたものの途中、大幅に下落して安値でローソク足が確定したことを表しますので、売り勢力が強いと判断できます。
実際に活用する方法
では実際、バイナリーオプションでこれらの大陽線と大陰線をどのように活用していくのかを解説します。
活用方法の考え方としては非常にシンプルで「大陽線が出たらHighエントリー」「大陰線が出たらLowエントリー」という考えで問題ありません。
それに先ほど紹介した各坊主のローソク足かどうかを判断材料に使用していく手法になります。
また「高値圏で大陽線が出た場合は反発の可能性大」「底値圏で大陰線が出た場合は反発の可能性大」というように大陽線・大陰線が出た価格帯によっては反発を見越して逆張りエントリーをする活用方法もあります。
大陽線と大陰線を使う際の注意点
大陽線と大陰線を使った手法は、初心者でもわかりやすい判断基準の為、すぐに取り入れられる手法でもあります。しかし、使用する上での注意点もあります。それはダマシがあるということです。
「大陽線が高値圏で出たから反発すると思い、Lowエントリーしたもののそのまま上昇した」というように必ずしもロジック通りに相場が動くかというとそういうものでもありません。
そのため、より精度を上げていくためにも他のテクニカルツールと一緒に判断することをおすすめします。次の章では、大陽線・大陰線と一緒に使いたいイチオシのテクニカルツールを紹介します。
大陽線と大陰線にはRSIとの組み合わせがお勧め
今回紹介した大陰線や大陰線を使った手法でバイナリーオプションをしていく際に、ダマシを少なくするために一緒に使うことでより有効的にエントリーできるインジケーターがRSIです。
RSIは直近の一定期間において、今相場がどちらの咆哮に強いのかを表すことができるので、大陽線や大陰線が出た際にRSIを参考にすることで、順張りか逆張りかを判断することができます。
さらに、高値圏で大陽線が出た場合や底値圏で大陰線が出た場合、逆張りしたいと考えたときに高値圏であればRSIが70%以上、底値圏では30%以下を示していた場合はより自信を持って逆張りエントリーすることが出来るでしょう。
そのため非常に強力な味方となってくれるインジケーターです。このほかにも大陽線と大陰線を活用した手法に適したインジケーターは数多く存在します。
今回紹介したものだけでなく、様々なインジケーターと一緒に取引をしていき自分に最適な手法を見つけていってください。
管理人オススメのテクニカル分析
- タグ: RSI, テクニカル分析, バイナリーオプション MT4・MT5, バイナリーオプション 攻略法, ローソク足
- カテゴリ:テクニカル分析の攻略法
- 2019年05月21日
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