【Pickup】今後の為替予想と重要攻略ポイント
バイナリーオプションで「米雇用統計」を参考する時の予想と注意点
毎月第一金曜日に発表される米雇用統計は経済指標の中でも相場に与える影響が最も大きい指標の一つですので、注目しているトレーダーは多くいます。
しかも発表される時間も日本時間で22時30分(サマータイムは21時30分)なので、日中忙しい方でも帰宅後や夜のゆっくりしている時間帯に取引できるというのも嬉しいところですね。
今回は米雇用統計を参考に予想する時の予想の仕方と注意点について紹介していくので、経済指標を参考に取引をしているという方はぜひ参考にしてください。
米雇用統計について
⇒バイナリーオプション攻略に役立つ!米雇用統計の概要と見方をチェック
目次
米雇用統計が発表されると大きく相場が動く
上記の画像は過去に米雇用統計が発表された時のUSDJPYのチャートの様子です。上の画像を見ていただいても分かるように、米雇用統計が発表された直後は相場に大きな動きが見られます。
ここまで大きな相場の動きがあれば初心者でも利益を出せる可能性があるので、もし投資するなら発表されてからの動きを見てから注文すると良いでしょう。
それでは米雇用統計が発表される時の予想の仕方や注意点などを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
米雇用統計を狙った予想の仕方は?
毎月第一金曜日に発表される米雇用統計では「失業率」と「非農業部門雇用者数変化」が発表されます。
まず「失業率」ですが、こちらは「失業者÷労働力人口×100」で算出された数値のことで、軍に従事しているという方や服役者を除いた16歳以上の男女が対象です。
失業率が低ければ就業している人が多いということですので、景気が良いと判断されますが、失業率が高ければ就業できている人が少ないということは景気が悪いと判断されます。
また「非農業部門雇用者数」は農業以外の分野で働く労働者の増減を指す数値のことで、アメリカに住んでいる人がどれだけ雇用されているかを確認することができます。
アメリカは移民も多いため基本的に雇用人数が減ると景気悪化と判断され、雇用人数が増えると景気が良いと判断されるのです。
この2つの数値で「アメリカの雇用状態は良い」と判断できればUSDが買われ、「アメリカの雇用状態は悪い」と判断されればUSDは売られます。
米雇用統計が発表された時の通貨ペアの動き
■アメリカの雇用状態は良いと判断された場合
EUR/USD、AUD/USD、GBP/USD…下がる
USD/JPY…上がる
とは言え、予想の数値を見ても経済指標で勝てるわけではありません。為替が大きく動く要因はやはり発表されたときの数値です。
発表された時の数値が予想の数値とどれくらい違うかによって為替が大きく動きます。バイナリーオプションで取引をするという場合は発表された後の相場の動きを見て取引をすると良いでしょう。
米雇用統計を狙って取引をする際の注意点
それでは米雇用統計を狙って取引をする際の注意点を見ていきたいと思います。しっかりと注意点を把握しておくことで、危険な取引をせずに済むのでぜひチェックしておいてください。
まずは経済指標が発表されると取引が集中することからスプレッド幅が広がったり、約定が遅れたりすることも考えられるので要注意です。
上記の事が起きてしまうと短期取引ではスプレッド幅に届かなかったりする可能性がありますし、約定されるタイミングがずれると勝率にも影響してくる恐れがあります。
※約定とは?
約定とは注文が通ることを言い、約定が遅くなるとトレーダーが購入ボタンを押してからシステム側で確定されるまでに多少のタイムラグが出る可能性があり、特に経済指標などで取引が多くなる時は要注意!
取引をする時は一回に大きな金額を投入するよりも分散させて投資したほうが安全と言えるでしょう。またこのことから「米雇用統計が発表される時には取引をしないほうが良い」という意見もあるほどです。
また米雇用統計が発表されてもその他に地政学的リスクがあれば短時間のトレンドは発生するでしょうが、為替に大きく影響を与えるような出来事だった場合はすぐに為替のレートがそちらに引かれる可能性はあります。
そのため米雇用統計が発表される際はしっかりと発表された後のちゃーとの動きをしっかりと確認して取引をするようにしてください。
発表直後は短時間で取引をするか見送るのが賢明
こちらは米雇用統計が発表された時のUSDJPYのチャートです。このように米雇用統計が発表されればここまで大きな値動きが発生します。
上記の画像では一旦下がりはしたものの、すぐに大きな上昇となっているのが分かるでしょう。この時の相場ではあまり取引をするのは好ましくないですが、30秒取引などでは勝てていた可能性もありますね。
そう考えると雇用統計が発表された直後に取引をするのも良いかもしれません。ただこのチャートを見たり、他にも雇用統計が発表された時にチャートを見て難しいと思ったら取引をするのはやめたほうが良いでしょう。
上の画像のように分かりやすく大きく上昇する可能性も十分にあります。その時々によってチャートの動きは変わりますから、しっかりとアメリカの情勢などを調べておくようにしておくと良いでしょう。
相場が大きく動いた後は少し長い時間で反発を狙ってみる
また経済指標が発表されたとしてもそのトレンドは長く続くわけではありません。上の画像のように経済指標が発表されると、発表された直後は大きな値動きになりますが、2,3分は不安定な値動きになります。
そのため発表直後の2,3分は取引を避けたほうが良いでしょうが、その後は反発して値動きがあるのが分かるでしょう。
経済指標が発表されたら、この反発を狙って取引を行うのもオススメ。画像を見ても分かるように少し下がったりはしていますが、10分近く上昇しているのが分かるでしょう。
米雇用統計が発表されればこのような相場になることが多いですので、反発するタイミングをしっかりと掴んで取引を行いましょう。
そのためにはテクニカル分析も必要です。反発を狙って取引をするのであれば、RSIやボリンジャーバンドを使って相場分析をするのもオススメです。
RSIとボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプションの攻略法については以下の記事をご覧ください。
- カテゴリ:バイナリーオプション ニュース
- 2019年06月06日
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