バイナリーオプション取引でADXと最適な組み合わせは何！？

バイナリーオプション取引をしている方の中には、テクニカル分析についての勉強をしている方もいるかと思います。テクニカル分析は種類が豊富であり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いです。

その中でも自分に合うテクニカル分析方法を見つけていくことは大変かもしれません。そんなテクニカル分析の中でADXというインジケーターをご存知でしょうか。

もしかすると聞きなれない方も多いかもしれません。そこで今回はADXとはどのようなものなのかについてと、ADXと最適なインジケーターの組み合わせも紹介します。

さらに、最もおすすめするインジケーターとの組み合わせによる取引検証も紹介しますので、この記事を読んでADXについて理解しましょう。

バイナリーオプションのADXについて

まずADXについてどのようなインジケーターなのかを理解していきましょう。ADXとは「Average Directional Movement Index」の略であり、買いと売りの強さを表す平均方向性指数を表すテクニカル指標です。

つまりADXとはトレンドの総合的な強さを見ることが出来るものであり、トレンドの終わりを確認してエントリーするためのインジケーターです。

ADXには3種類の線が表示されます。3本はそれぞれ「ADX線」「+DI」「-DI」といい、どのような意味があるかというと「ADX線」は総合的な強弱を表します。

つまり+DIと-DIのかい離を表していて、「+DI」は買いの強弱を表し、-DIは売りの強弱を表していますので、この3本を見ることで総合的なチャートのトレンドを理解することが出来るのです。

次にADXの数値の見方について。ADXには色々な見方がありますが一般的な見方として、一言で見方を言ってしまえば「ADX線が40を超えた場合はトレンドが強く、20を下回る場合はトレンドが弱い」というのが一般的です。

しかし、これだけではADX線だけの見方だけしか解説していないため、今回はバイナリーオプションに有効なADXの見方を解説します。

このように判断してエントリーしていくのがバイナリーオプションには最適です。ではなぜADXがバイナリーオプションに適しているのかというと、ADXは相場のトレンドを見ることが出来るからです。

イナリーオプションは上か下に行くかを決められた時間に決める投資の為、トレンドを見抜いて現在どちらに賭けるべきかを決めなければなりません。

そんな時にADXを使うことでトレンドを見抜けるため、よりエントリーに高い勝率を持たすことが出来ます。次の章ではADXとの相性のいいインジケーターをいくつか紹介しましょう。

ADXと組み合わせに！オススメインジケーター

ADXについて理解していただけたと思います。しかしADXはオシレーター系のインジケーターです。ADXだけでバイナリーオプションの取引をするのは心もとないので、ADXと相性抜群のインジケーターを3つ紹介します。

ボリンジャーバンドとの組み合わせ

ADXとボリンジャーバンドは突発的なブレイクアウトに適しています。どういうことかというとボリンジャーバンドでよく起きるバンドウォーク時に逆張りではなく、順張りでその勢いに乗る方法です。

ADXとボリンジャーバンドは突発的なブレイクアウトに適しています。どういうことかというとボリンジャーバンドでよく起きるバンドウォーク時に逆張りではなく、順張りでその勢いに乗る方法です。

ADXはトレンドの状況が分かるため、バンドウォークしている方向へADXが反応しているのであれば、逆張りではなく順張りをするといいでしょう。

DMIとの組み合わせ

DMIとの組み合わせも抜群と言われています。DMIも相場の方向性を示すインジケーターで、いま下降トレンドにあるのか、それとも上昇トレンドにあるのかを分析するのに適しているテクニカルツールです。

どのように組み合わせて使うかというとDMIで相場の方向性を見て、ADXでトレンドの強弱を知ることで、どちらの方向にエントリーすればいいのかを知ることが出来ます。

移動平均線との組み合わせ

移動平均線との組み合わせも抜群です。移動平均線とADXの組み合わせで最適なのが順張りトレードです。

移動平均線の向きとADXのトレンドの方向性が一致すれば順張りという分かりやすい判断基準で、初心者にもおすすめです。

管理人オススメは移動平均線とADXの組み合わせ

今回紹介したADXと相性のいいインジケーターの組み合わせで管理人がオススメするのが、移動平均線との組み合わせです。理由は初心者でもエントリーするタイミングが分かりやすいこと。

例えば移動平均線が上向きで+DIが-DIより上にある状態でADXがその間で上向きになったときにHIGHエントリーというように非常に分かりやすいため、初心者の方にもおすすめです。

移動平均線とADXの組み合わせでバイナリーオプション取引検証

それでは実際に検証してみましょう。今回は5分取引を使って検証してみました。ここで一つ注意して欲しいことがあります。

それは5分取引だから分析は5分足というわけではありません。攻略に使う時間足は「1分足」を利用します。まずエントリー条件を詳しく説明しましょう。

ADXの設定を「期間14」にして、移動平均線の期間を「200」に設定してください。そして順張りでエントリーしていきます。

エントリーするタイミングとしては、移動平均線が上向きの時に加え、+DIが-DIの上にある状態でさらにその間にADXがあり、そのADXが上向きになった次の足で「High」で5分エントリーします。

また、LOWでエントリーする場合は移動平均線が下向きで、-DIが+DIの上にある状態かつその間にADXがあり、そのADXが上向きになったときにLOWでエントリーしてください。

では、実際に検証していきます。最初に先ほど説明した設定通りにチャートを表示させます。ちなみにADXはADX線が「黄色」+DIが「赤色」-DIが「青色」です。

エントリーの条件である移動平均線が上向きの時に加え、+DIが-DIの上にある状態でさらにその間にADXがあり、そのADXが上向きになったため、次足でエントリーしてみましょう。

結果としては、勝つことが出来ました。しかし、中々ギリギリの戦いになったのも事実です。

エントリー中のローソク足の推移です。勝てはしましたがレンジブレイクするかしないかの瀬戸際だったこと、ADX自体も条件は満たしていたもののそこまで強い勢いを持っているわけでもなかったのでギリギリ勝てたのでしょう。

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先ほどの反省を活かし、次はより勢いがあってレンジブレイクにも当てはまらないところを探していたところ、ADXも勢いが先ほどよりも強くADXも強く上向いている場面が発生したので、次足でエントリーしてみましょう。

これが、エントリーしたハイローオーストラリアの取引画面です。

結果は、先ほどとは違い理想的な勝利をしました。最初はすこし、揉み合ったものの中盤から上昇し、そのまま判定時刻を迎えました。

エントリー中の相場の様子です。大きく上昇していることが分かると思います。エントリーする際は、ギリギリの戦いをするよりもある程度ADXに勢いのあるものを選んでエントリーすることをおすすめします。

以上が検証結果になります。1回目は、条件は満たしていたもののADXにあまり勢いが無かったため、ギリギリ勝つ結果となりましたが、2回目は理想的な勝ち方をしました。

実際に取引する際は、2回目のような相場条件になったときにエントリーするようにするとより勝率を高めることが出来ます。

まずはデモ取引で試してみてはいかが？

今回はADXについて紹介してきました。ADXは順張りに有効だということで、ぜひ利用したいという方も多いと思います。

とはいえ、初めて取引をするのは誰でも怖いと思いますのでできれば使い方などをしっかりとわかった上で利用したいですよね。

そのような時はハイローオーストラリアやザオプションなどのデモ取引ができる海外業者で試してみると良いでしょう。

ハイローオーストラリアとザオプションのデモ取引の仕方についてはそれぞれ解説しているので、興味のある方は参考にしてください。