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【Pickup】今後の為替予想と重要攻略ポイント

4月も後半!今後は経済指標以外にも為替が動く要素が満載

4月経済指標

今年は3月の半ばになっても冷えてしまい、桜の開花が遅くなったというところが多かったようです。桜が満開になるのも4月に入ってからでした。

そして4月もそろそろ後半戦に入ろうとしていますね。そこで今回は4月後半に注目すべきことと、重要度の高い経済指標について紹介しているので参考にしてください。

フランス大統領選挙が間近!

フランス大統領選挙

来る4月23日(日)フランス大統領を決めるための第一回投票が行われますが、この時に4月の第1回投票の上位2候補が次の条件で選出されます。

1.絶対数(有効投票総数の50%プラス1票)を得た場合そこで決定 2.1が得られない場合は上位2人の候補者の間で5月の第2回投票が行われる

そしてその後5月7日(日)に再び第二回投票が行われ、最終的な結果は5月11日(木)に最終結果を正式に公表し新大統領が選出されるのです。

現在はマクロン氏とルペン氏が依然リードしていますが、最近になって急進左派のメランション氏が急速に追い上げており、どうなるか分からない状態です。

マクロン氏やメランション氏が当選すれば特に何事もなく終わりますが、ルペン氏が当選した場合フランスがEUを離脱する可能性が高くなるのでEURが下がる可能性が高くなることを把握しておきましょう。

緊張が高まる世界…アメリカの動きにも注目!

4月経済指標

4月4日世界中に衝撃が走りました。シリア北西部の反政府派が支配する地域で起きた猛毒神経ガスのサリンを使用したシリア政府の空爆です。

このシリアの化学攻撃への対抗措置としてアメリカがミサイル59発をシリアに向けて発射したというニュースが3日後の4月7日に日本で報道されました。

しかしシリア政府はサリンを使った事実を否定し、テロ組織が自作自演のために行ったと主張。このことにより当初アメリカの素早い対応に評価の声が多かったのですが、現在では批判する人が多いのも事実です。

そしてそれと同時進行でトランプ大統領が行っているのは北朝鮮に対して軍事行動に出る可能性がある事。北朝鮮では週末15日に金正日主席の生誕105周年の記念日があり、その日に何かがあるのは確かです。

アメリカのトランプ大統領は北朝鮮が新たなミサイル試射を行うのを威嚇するためにカールビンソンなどの空母打撃群をオーストラリアから朝鮮半島近海に移動させる命令を下しました。

それを受けて北朝鮮は米国による先制攻撃の兆候があれば米国に核攻撃すると警告したのです。これらのことから朝鮮半島および日本では緊張が高まっており、投資家の間で安全資産である円を買う動きが活発化しました。

今後何事もなければよいのですが、北朝鮮もアメリカも強固な姿勢を貫いているため何かしらある可能性も否めません。

今後もアメリカの動きに注意しながら相場をしっかり確認していきましょう。日本に特に何もなければ円が買われ続け円高が進む可能性は高いですよ。

4月後半の重要な経済指標をチェック!

4月の経済指標をチェックしよう

4月は波乱万丈の予感がありますが、バイナリーオプションで逃してはいけないのが経済指標が発表されるタイミングです。

経済指標は市場が開場している平日は毎日何かしらの指標が発表されているので重要な経済指標が発表されればレートが大きく動く可能性が高いのでぜひ注目しておいてください。

ここでは為替に大きな影響を与えるといわれている経済指標を紹介しています。4月17日以降に発表される重要度の高い経済指標を紹介するのでチェックしておきましょう!

4月18日(火)米・建設許可件数

建設許可件数とは自辞退などへの申請が必要な地域の建設許可件数のことで、住宅着工件数と共に発表されています。

指標発表時はUSDJPYで10pips程動き、極端に良い数字、悪い数字が出たときは大きく動く可能性もあるので住宅着工件数と併せてしっかりと注目しておきましょう。

日本時間21:30発表 予想<結果=USDは上昇 予想>結果=USDは下落

4月20日(木)米・新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数とは失業した人が初めて失業保険給付を申請した件数で毎週発表されます。雇用統計程ではないものの発表後の為替相場の変動はADP雇用統計と同等のインパクトがあります。

指標発表後の為替レートの平均変動幅はUSDJPYで15pipsと大きな値動きです。この指標は景気の動向に影響されるため先行指標として注目されますが時期的な要因などで件数が増えることもあります。

日本時間21:30発表 予想<結果=USD下落 予想>結果=USD上昇

4月21日(金)英・小売売上高

小売売上高はデパートやスーパーなどの売上高のこと。小売売上高は個人消費に直結し、GDPに大きな影響を与えるので重要な指標のひとつです。前月比や前年比の数字がプラスになっていれば景気が良くなっています。

指標発表直後のGBPJPYの平均変動幅は24pipsとなっており、小売売上高は季節要因や天候の良し悪しによって前月比、全日共に大きく上下する可能性があるので要注意。

日本時間17:30発表 予想<結果=GBP上昇 予想>結果=GBP下落

4月21日(金)米・中古住宅販売件数

中古住宅販売件数とはその月に所有権移転が完了した中古住宅の販売件数のことで、景気変動に対する先行性が高いため注目されている指標のひとつです。

中古物件は季節的な影響が少なく、景気が良ければ件数が多く悪ければ少なくなります。過去数カ月間の数字が悪ければ先行きに不安が出てきます。

日本時間23:00発表 予想<結果=USD上昇 予想>結果=USD下落

4月26日(水)豪・四半期消費者物価指数

消費者物価指数とは消費者が物やサービスを買う時の物価の変動を指数化したもので数字が前年よりプラスであればインフレ傾向、マイナスならデフレ傾向にあります。

指標発表後のAUDJPYの平均変動幅は29pipsと大きく動く可能性が高くなっているので注目しておいて損はありません。

日本時間10:30発表 予想<結果=AUD上昇 予想>結果=AUD下落

4月27日(木)日・黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

黒田東彦日銀総裁の定例記者会見は26日~27日に行われる日銀金融政策決定会合でどのような内容を話したのかを記者会見で発表する場です。

政策金利発表の時間が早い時は現状維持、遅い時はサプライズがあるといわれていますがあくまでもそのような傾向にあるというだけなので取引をする際はしっかりと相場を確認してください。

日本時間15:30発表 ※26日、27日の日銀金融政策決定会合にも注目しておきましょう。

4月27日(木)欧・欧州中央銀行政策金利

政策金利とは中央銀行が銀行にお金を貸し出すときの金利のことでユーロ圏の政策金利はECBが決定しています。金利は為替に与える影響が大きいので注目の指標です。

指標発表直後の為替レートの平均変動幅はEURJPYで16pipsですが特に重要な発表がなければ全く反応しないこともあるので注意してください。

日本時間20:45発表 政策金利について重要な発表があれば大きく動く可能性があるのでチャートはしっかりと確認しておいてください。

※同日21:30に発表されるドラギ欧州中央銀行総裁の定例記者会見も注目しておきましょう。

4月27日(木)米・新規失業保険申請件数

新規失業保険申請件数とは失業した人が初めて失業保険給付を申請した件数で毎週発表されます。雇用統計程ではないものの発表後の為替相場の変動はADP雇用統計と同等のインパクトがあります。

指標発表後の為替レートの平均変動幅はUSDJPYで15pipsと大きな値動きです。この指標は景気の動向に影響されるため先行指標として注目されますが時期的な要因などで件数が増えることもあります。

日本時間21:30発表 予想<結果=USD下落 予想>結果=USD上昇

アメリカの雇用統計や失業率に代表されるように雇用が為替に与える影響は大きく、数少ない日本の経済指標の中でも重要度の高い指標のひとつです。

完全失業率は全く仕事をしなかった人や仕事があればすぐに働ける人がどれくらいいたのかを表しており、有効求人倍率とはハイローワークにおける求人と就職の状況をまとめて発表するものとなっています。

発表時間8:30発表 失業率 予想<結果=JPY下落 予想>結果=JPY上昇 有効求人倍率 予想<結果=JPY上昇 予想>結果=JPY下落

4月28日(金)英・四半期GDP国内総生産(速報値)

GDPとはその国で新たに生み出された商品やサービスの価格の合計のことで、国の経済活動を広範囲に把握することが出来る指標でその国の経済力を測る最も重要な指標といえるので為替に与える影響も大きくなります。

GDPには速報値/改定値/確報値の3つがありますが最も注目されるのは速報値です。指標発表直後のGBPJPYの兵器変動幅は45pipsと大きくなっているので注目しておきましょう。

日本時間17:30発表 予想値<結果=GBP上昇 予想値>結果=GBP下落

4/28(金)米・GDP国内総生産(速報値)

GDPとはその国で新たに生み出された商品やサービスの価格のことで3か月に1回アメリカの商務省が発表しています。雇用統計などと並びとても重要な指標の一つで速報値の注目度は最も高くなっているのです。

GDP速報値が発表された直後の為替相場の平均変動幅は13pipsです。予想よりも大きく上下すれば30pips以上動くこともあります。

日本時間21:30発表 予想値<結果=USD上昇 予想値>結果=USD下落

経済指標を狙って取引をするなら海外バイナリーオプションがオススメ!

今回は4月後半の経済指標とフランス大統領選挙やシリア、北朝鮮とアメリカとの関係を見ながら為替予想をしてみました。

4月後半はフランス大統領選挙だけでなく今後は北朝鮮とアメリカの動きに注目しておきましょう。またつい先日トランプ大統領が「ドルは強くなりすぎている」と発言したことでも現在円高が進んでいる状態です。

その影響や北朝鮮問題などでUSDJPYは円高が進む可能性は高くなるでしょう。そこでオススメなのが海外バイナリーオプションです。

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更新日:2024/10/03

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