ローソク足の簡単なシグナルを覚えて分析に活かそう

ローソク足チャートは江戸時代に日本で発明され、分かりやすく使いやすいため今でもバイナリーオプションに限らずFXや株などの投資でも広く使われています。しかしローソク足チャートのことを知っていても分析方法や使い方が分からなければ取引に活かすことは出来ません。

ここではこのローソク足チャートの比較的シンプルで分かりやすいシグナルを紹介します。ローソク足を見て今後どのように相場が動くか分かるようになればバイナリーオプションで多くの利益を上げられる可能性も。まずはローソク足単体を見て今後相場がどう動くかの判断をする方法を紹介します。

ローソク足単体の簡単なシグナル

まずはローソク足単体を見て今後の相場を分析する方法を紹介しましょう。ここで紹介するのは上の画像で赤い円で囲んでいる3つのローソク足の形です。

1.底値圏で下ヒゲの長い形
これは下ヒゲを見て判断しました。底値圏でこの下ヒゲの長いローソク足が出現すると「買い」の投資家が集まっている証拠です。下落から反発して一転、今度は上昇する傾向にあります。

実際に下ヒゲの長いローソク足の後には売りの相場から一気に買い相場へと変わってしまいました。このように下ヒゲの長いローソク足が出現したらトレードチャンスです。

2.陽線のトンカチ
次に紹介するのは胴体の短い陽線に長い上ヒゲがついた通称「トンカチ」と呼ばれるローソク足。このローソク足が出たときは上昇する可能性が高くなることを示しています。

実際にトンカチが出た後は1度ではありますが陽線が続きました。陽線のトンカチが底値圏で出現すると上昇する可能性が高くなるので底値圏でのチェックは欠かさないようにしましょう。

3.陰線のカラカサ
最後は短い胴体に長い下ヒゲの付いている「カラカサ」と呼ばれる陰線のローソク足です。これは出現した場所によって上昇・下降のどちらを暗示しているのか変わってくるので覚えておきましょう。

今回紹介したところはどちらかと言えば底値圏に近いですよね。底値圏で現れると上昇する可能性が高くなりますが、実際にカラカサが出現してから3分ほど上昇が続きました。逆に高値圏で出現すると下落する可能性が高いことを示唆します。

この他にも胴体の長いローソク足が出現した際に、胴体の長いローソク足が陽線だったら上昇を示し、陰線だったら下落を示すというようにローソク足は単体でも出現した場所と形によって今後どのように発展するかという分析が可能です。

3つのローソク足の組み合わせから判断するシグナル

次に紹介するのは3つのローソク足の組み合わせを見てどのような相場の動きをするかの判断をする方法を紹介しましょう。今回紹介するのはローソク足の組み合わせでのシグナルの中でも比較的分かりやすいものを選びました。

1.ローソク足の間に十字線が出現した
まずはローソク足とローソク足の間に十字線が出現した際のシグナルです。このシグナルが出たときは取引チャンスだと思いましょう。このシグナルでは十字線の後に出たローソク足がカギになります。

画像では十字線の後に出たローソク足は陽線ですね。十字線の後に陽線のローソク足が出現したときは強い買いサインとなります。実際にその後出現したローソク足は大陽線となっているのが分かるでしょう。逆に十字線の後が陰線だったば場合は強い売りサインとなり、この後は下落する可能性が高いことを示唆しています。

2.陽線が続けて3度出現した
これはローソク足での上昇シグナルの代表的なもので「赤三兵」とも呼ばれます。陽線が3本出現している時に3本とも続けて前のローソク足の高値を上回れば力強く上昇が続くサインです。画像でもその後上昇が続いていますね。

そしてこの逆で3本の陰線が出現し、3本とも続けて前のローソク足の安値を下回れば強い売りサインです。このときは赤三兵とは言わずに「黒三兵」もしくは「三羽烏」と呼ばれます。

実はローソク足を組み合わせたシグナルはこれ以外にも豊富にあります。今回は分かりやすいシグナルを紹介したので少し少なくなってしまいました。

精度の高い分析をしたいなら「酒田五法」を調べるべし！

もしこのローソク足のシグナルをもっと知りたいという方は「酒田五法」で検索してみることをオススメします。酒田五法とはローソク足の開発者でかつての天才相場師と呼ばれた本間宗久が開発した分析方法です。

海外のバイナリーオプションサイトでは無料でローソク足の見られる業者もあります。特にトレード200はローソク足も見られて、解説も確認できるためバイナリーオプションが初めての方でも安心して取引が可能です。

今回紹介したローソク足チャートのシンプルなシグナルを取引に活かしてバイナリーオプションで多くの利益を出せるようにしてみてください。