本当に儲かる？バイナリーオプションの運用代行の実態

バイナリーオプションをしている人の中には、中々成果を上げることが出来ず、日々より良い手法やツールを探して奮闘している方も多いかと思います。

自分で成果を上げられない期間が続くと誰かプロの投資家に任せて他力本願で稼げたらいいなと考えてしまいがちですが、最近バイナリーオプションの運用代行というものが存在していることをご存知でしょうか？

そんなものがあるならすぐにでも任せたいと感がる方もいるかと思いますが、大切な資産を他人に任せるわけですからこの運用代行サービスがどのようなものかしっかりと理解してから任せるかどうか決めるようにするのがおすすめです。

そこで今回は、バイナリーオプション運用代行サービスの実態について詳しく解説していきます。

バイナリーオプションの運用代行ってどんなもの？

運用代行サービスって結局何なの？と疑問を抱く方もいるかと思いますので、どのようなものか説明します。簡単に言うと、あなたの代わりにバイナリーオプションで資産運用をしてくれるというサービスのことです。

よく証券会社や銀行などが行っている投資信託のバイナリーオプションバージョンと考えていただければイメージしやすいと思います。

そして、バイナリーオプションであなたの代わりに利益を上げる代わりに、10～20％程度の手数料を支払うというのが利用していく上での基本的な流れです。

自分の代わりにバイナリーオプションで資産運用が出来るわけですから、中々結果が出せない人や投資に関する知識がないけど資産運用したいという人にもおすすめかもしれません。

一見すると良いサービスのように感じますが、実際はどうなのでしょうか？また、どこに申し込めばいいのでしょうか？

Twitterで運用代行の募集をしている

この便利に感じるバイナリーオプション運用代行サービスですが、実際どこに申し込めば運用してもらえるのでしょうか？

実はこのバイナリーオプション運用サービスは、銀行や証券会社に行って申し込むことは出来ません。

ではどうすればいいのかというと、TwitterなどSNSを中心に運用代行の募集をしています。下の画像のような感じで募集していることが多いです。

ただ、このバイナリーオプション運用代行は募集しているのが、企業などではなく、個人投資家が募集していることが多いのが特徴の為、投資信託等と比べると怪しさがあります。

しかしこのようにSNSを使って活発的に募集していますが、実際代行サービスを利用するとどのくらいのスピードで、資産が増えていくのでしょうか。

月利50～100％って可能なの？

このバイナリーオプション運用代行サービスですが、募集ツイートには、月利50～100％で運用可能と書いてあることが多いですが、実際そんなに高い利回りで、運用することは可能なのでしょうか？

結論から言うと、理論的には可能だが、現実的ではないと考えてもらった方が良いと思います。つまり無理です。

確かに1万円を1カ月で2万円にすることは出来ますし、バイナリーオプションは勝てばペイアウト率が、1.9倍とかなので1万円すべてを賭けて勝てば、19,000円になりますから、それだけ90％の月利になります。

しかし、投資というものはそのような無茶な運用方法で運用するものではなく、1万円であれば1回1,000円エントリーで運用していくのが基本です。

もっと言えば、10万円の資産でも5,000円程度が1回のエントリーに賭けられる金額の限界と言えます。

仮に、10万円から運用代行をして、最低月利である50％で1年間運用していくとどのような資産推移があるのかを下の表にまとめてみました。

このように、1年間月利50％で運用しても10万円が1000万円以上になります。これが可能であれば、世界中のみんながお金持ちになれるような気がするのですが…。

ちなみに、FXや株式投資だとどのくらいが現実的な月利かというと毎月安定して5％の月利が出せればプロと言っても良いレベルと言えます。

そのためいくらペイアウト率が高いバイナリーオプションでも月利50％以上を安定して出していくのは無理と言えるでしょう。

しかもその月利を他人のお金を運用して行うわけですから、運用している人は相当人間的に人格が完成している人と言えます。

それだけの月利を出せるスキルがあるのであれば、自分の資産を運用していればいいわけですから、わざわざ他人の資産を運用する必要が無いですよね。

運用代行を利用して騙された人の例

この運用代行サービスですが、実際利用した人の感想等を見てみると、月利50％は実現していないそうです。それどころか、大きな損失になっているという報告をたくさん見かけます。

このことからもわかるように、バイナリーオプション運用代行サービスは詐欺に近いサービスと言えるでしょう。

そもそも運用代行を募集している人は機関投資家などいわゆるプロの投資家ではない可能性が高く、そもそも月利50％など不可能に近い数字を売りに募集している時点で、詐欺の可能性が高いと判断できます。

実際、被害報告もあり、弁護士に相談している人もいるそうです。もし、このようなバイナリーオプション運用代行サービスに騙されてしまった場合、元金は戻ってくるのでしょうか？

結論から言うと戻ってくる可能性は低い、もしくは取り戻すことが難しいといえます。というのも一番の理由としては、ネット上でのやり取りが主なため、実体を掴みにくいこと。

いくらしっかりした契約書を交わしていないとしても、返金を求めることは出来ないからです。というのも契約書を交わしていない場合でも、契約は成立してしまうため。

また募集しているツイートの月利50～100％に関して、誇大広告なのではないかということを問題にすることは可能ですが、裁判で返金が認められたとしても裁判費用等も含めると逆に損してしまう可能性もあります。

このように、バイナリーオプション運用代行サービスを利用して騙されたと感じても、それを理由に返金を求めることは難しいということを理解しておいてください。

そのため、もし運用代行サービスを利用する場合は、自己責任になりますし、もし騙されても泣き寝入りするしかないくらいの気持ちで運用代行サービスに申し込む必要がありますので、注意が必要です。

自分でしっかり取引して理想の稼ぎを出そう

以上がバイナリーオプション運用代行サービスの実体に関して解説しました。はっきり言って、運用代行サービスは利用するべきではないと言えるでしょう。

理由は月利を含め、非現実的な部分が多いことが挙げられます。

もしバイナリーオプション運用代行サービスを利用するのであれば、どんな結果になっても自分の責任であると納得出来ることを前提に利用するようにしてください。

それよりも、自分自身でバイナリーオプションにおいて継続的な利益を上げられるスキルや知識を身に付けた方がいいでしょう。

スキルや知識を身に付けるためには、勉強や経験が必要になりますが、バイナリーオプションの特徴を掴んで自分に適したエントリー手法とルール、資金管理をしっかり決めます。

それにしたがってエントリーしていれば徐々に勝率を上げることが可能ですし、安定した月利を上げることも可能ですので、他力本願でバイナリーオプションをするのではなく自分の力で資産運用をするようにしましょう。

まだ相場分析法が分からないという方は「逆張りチェッカー」はいかが？

まだバイナリーオプションを始めたばかりだという方の中には「MT4を見てインジケーターを見ながら取引チャンスを探すのは難しい」と感じている方もいるかも知れません。

実際に初めての方が相場分析をしながら取引をするのは難しいでしょう。しかしバイナリーオプションで勝率を上げるなら相場分析は必須。

そのような方は当サイトで配布している「逆張りチェッカー」を利用してみてはいかがでしょうか？

このツールはMT4に導入して、MT4で使える様々なインジケーターを選択するだけで簡単にオリジナルの手法を作成することができるシグナルツールです。

上記画像のように「予告シグナル」「確定シグナル」「予測結果」の3つがチャート上に表示されます。

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