MT4が突然動かなくなった！原因と対処法は？解決方法を見てみよう

【相談】MT4の更新が突然止まって相場分析ができません！

【解決】サーバーを変えたら利用できるようになるかも！

おそらく、相談者様の場合はレート配信元のサーバーをアルパリUKにされていたのかもしれません。MT4のレート配信元のサーバーは全てが使えるというわけではありません。

特にアルパリUKの場合はスイスフランショックの影響で破綻してしまい、デモ口座はもちろんMT4なども使えなくなってしまったのです。

平素よりアルパリジャパンをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
この度は親会社またカバー先であるアルパリUKの破綻により、多大なご迷惑とご心配をお掛けしていることを深くお詫び申し上げます。
当社の取引システムであるアルパリMT4並びにアルパリダイレクトにおきましては、アルパリUKが破綻となった1月16日（金）夜よりカバー先銀行からのレートの提供等が廃止され、ライブ口座ならびにデモ口座ともお使いになれない状況となっております。
MT4においては時々レートが動く場合もあるようですが、そのレートについても今現在の正しいレートが配信されている保証はないことから、チャート機能のみでの利用についてもお使いにならないようお願いいたします。

上記のようになってしまったため、MT4ではアルパリUKを利用することができなくなったのです。今までアルパリUKを利用していた方はサーバーの変更を行いましょう。

このページでは他にもMT4が動かなくなってしまう理由や解決方法を紹介していくので、MT4を利用しているという方はぜひ参考にしてください。

MT4が正常に動いているかどうかをチェックしてみよう

まずはMT4が正常に動いているかどうかをチェックしてみましょう。MT4が動かなくなってしまう原因を探る方法はいくつかあるので確認しておいて損はありません。

「回線不通！」「無効な口座」と出る場合

まずはMT4の右下部分を確認してください。上の画像のように正常に動作している場合は数字が出てきます。

次に右下に「回線不通！」と表示される場合の原因ですが、これは基本的にインターネット接続がうまくできていないときなどに表示されます。

特にMT4をデモ口座で利用しているという方はよくサーバーがダウンしてしまうということがよくあるので、デモ口座を利用していてよく回線不通になるという方はFX会社のMT4口座を利用するのも良いかもしれません。

もちろん、MT4の口座は無料で開設できるので開設する手順などがめんどくさくないのであれば使ってみても良いかもしれませんね。

また上の画像のように「無効な口座」と表示されることもあります。これはほとんどが口座のログイン情報が間違っているときなどに表示されるものです。

「無効な口座」と表示されていた場合はログイン情報を確認してログインし直してみると良いでしょう。

MT4のバージョンを確認する

またMT4のバージョンが古くて動作していないという可能性も考えられます。

MT4はロシアのメタクォーツ社が開発している相場分析アプリですが、2019年5月30日現在のMT4の最新バージョンは2018年10月12日に行われたアップデートの「Build1127」です。

それ以前のバージョンではMT4の口座にログインできなくなっている場合があります。もしインターネット接続も問題なく、ログイン情報も間違っていない場合はバージョンを確認してみてください。

バージョン情報の確認についてはMT4の上にあるメニューから「ヘルプ」を選択して「バージョン情報」を選択しましょう。

ちなみに基本的にMT4のバージョンは自動で更新されることがほとんどですので、バージョン情報に関しては特に気にしなくても良いでしょう。

MT4が使えなくなる原因のほとんどがデモ口座の有効期限切れ

上記ではMT4が使えなくなる原因について紹介してきましたが、実はMT4が繋がらなくなる原因のほとんどがデモ口座の有効期限が切れたことでしょう。

MT4で簡単に口座を取得することができるデモ口座ですが、デモ口座は基本的に30日間の有効期間があるのでこの期間が過ぎるとMT4が使えなくなるのです。

その場合は再度MT4のデモ口座を申請して取得することで利用できるようになるので、使えなくなった場合は一旦デモ口座を再取得することをオススメします。

MT4のサーバーを変更する

それではまず今回質問があったように使えなくなったサーバーを使っていた方がサーバーを変更する方法について紹介していきたいと思います。

MT4を立ち上げたら「ツール」から「オプション」を開きます。

「サーバー(S)」のところに利用したい業者のIPアドレスを入力してOKを押します。もしここに「AlpariUK-Demo-Market-Alpari(UK)Ltd.」と書かれている人はアルパリUKのデモ口座を使っているということですね。

• 【FxPro】⇒195.88.176.183:443　（※日足5本）
• 【FXDD】⇒mts06.fxdd.com:443　（※日足5本）
• 【bigfx】⇒87.118.124.192:443　（※日足5本）
• 【Forex.com Japan】⇒74.217.53.13:443　（※日足6本）
• 【Admiral Markets】⇒98.158.109.130:443　（※日足6本）

上記ではFX業者の一部のサーバーを紹介しています。ちなみに日足が6本のものは1日が7時間で表示されるといった問題があり、テクニカルが正しく機能しないこともあるので日足が5本のモノを利用しましょう。

次に「ファイル」から「デモ口座の申請」を開きましょう。

さきほど入力したIPアドレスを選択したら「次へ」をクリックしましょう。

新しいデモ口座の登録情報が出るので確認して「ニュースレター」にチェックを入れたら「次へ」をクリック。

少し待つとログインIDやパスワードなどが発行されます。メモをしたら「完了」を押すと新しいサーバーに切り替わるのでMT4が更新されるようになるでしょう。

スイスフランショックの時のアルパリUKの破綻以外にも各業者のシステムトラブルなどでMT4の更新が一時的に止まることがあるようですので、できればサーバーは複数設定しておいたほうが便利です。

MT4のデモ口座を再度作成する

次にデモ口座を再度作成する方法について紹介していきたいと思います。デモ口座の有効期限が切れたらこの方法で新しくデモ口座が作成できるので、ぜひ利用してください。

まずは「ファイル」から「デモ口座の申請」を開きましょう。

IPアドレスを選択して「次へ」をクリックしましょう。

新しいデモ口座の登録情報が出るので確認して「ニュースレター」にチェックを入れたら「次へ」をクリック。

少し待つとログインIDやパスワードなどが発行されます。メモをしたら「完了」を押すと新しくデモ口座が利用できるようになるでしょう。

インターネット接続を確認してみる

またMT4が使えない理由としてはネット回線が切断されているというのも使えなくなる原因の一つです。為替取引をする上でインターネット接続が必要不可欠。

取引をする前にはしっかりとインターネットに接続されているかどうかをしっかりと確認するようにしておきましょう。

バージョンが古い場合は再度インストールする

またMT4のバージョンが古くて使えなくなってしまうという事例についてですが、上述した通り基本的に自動的にバージョン更新はされるので特に問題はありません。

しかしたまに自動更新されない事があるみたいですので、その時は再度インストールするようにしましょう。

再度インストールする際はMT4の設定が初期化されてしまうので、外部からツールを勝って導入した人や当サイトから逆張りチェッカーを導入したというかたはMT4のフォルダのバックアップを取っておけば手間はかかりません。

MT4はバイナリーオプションだけでなく、FX取引をしている人にとっても重要なツールですので、使えなくなるのは辛いですよね。

使えなくなってしまった原因をしっかりと把握してどのように対処すればよいかチェックしてみてください！