【為替予想】5月19日～5月29日までの経済指標をチェック！

ホワイトハウスが、経済活動再開に向けたガイドラインを提示しているとのことですが、ロックダウンをどのように緩和していくのか、その最終的な決定権は各州知事に委ねられているとのことです。

しかし、今のまま早期の経済再開はアウトブレイクを誘発する危険性と、経済回復を後退させてしまう可能性があると専門家による警告が出ています。

今後も経済が回復するには時間がかかりそうです。もちろん海外だけの話ではなく、世界的に経済回復は時間がかかるとみていいでしょう。

ここでは5月19日～5月29日までに発表される注目度の高い経済指標を紹介していくので、是非参考にしてください。

5月19日(火)英国・雇用統計 4月

雇用統計は、国連の専門機関であるILO(国際労働機関)の基準による失業率と、ONS(イギリス国家統計局)基準に失業率、失業保険申請件数を同時に発表しています。

ONS基準の失業率や、失業保険申請件数が月ごとのデータを発表するものに対して、英国のILO基準の失業率は、過去3ヶ月のデータとなります。

5月21日(木)アメリカ・FOMC議事録 4月

FOMC議事録は、年8回開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の要旨。

FOMC結果発表時に示される声明では、基本的に全体としての見解が示されていますが、議事録では各委員の意見が示されています。

5月26日(火)アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数 5月

コンファレンスボード消費者信頼感指数とは、消費者に対するアンケートをもとに調査した消費者のマインドを指数化したものです。

同種の指数である、ミシガン大学消費者信頼感指数の500人(確報値)の10倍と多いので、米国の現状の景況感を測る上で信頼感がより強いとされます。

5月28日(木)アメリカ・実質ＧＤＰ（改定値） 第1四半期

実質ＧＤＰ(改定値)は、個人消費、設備投資、住宅投資、在庫投資、政府支出、純輸出(輸出から輸入を引いたもの)で構成されています。

国内全体の生産活動を把握することができ、注目度が高い指標です

5月29日(金)アメリカ・PCEデフレータ 4月

PCEデフレータは、商務省経済分析局が発表する、個人の消費支出の変動分のうち、物価変動によるものを除くための指標です。

米国のインフレターゲットの対象として利用され。年8回のFOMCのうち、半分の4回で示されるFOMC参加メンバーによる、経済見通しの際に物価見通しの対象となっています。

毎月の個人支出、個人取得などと同時に月次データが発表されるほか、四半期GDP発表時に四半期ベースのデータが発表されます。

経済ニュースと指標をチェックして取引しよう！

今回は5月19日～5月29日までに発表される注目度の高い経済指標について紹介してきました。

今後もしばらく、経済の数値は落ち気味ではあるかと思いますが、指標と経済ニュースをチェックして、無理のない取引をしましょう。

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