【為替予想】11月9日～11月21日までの経済指標をチェック！

11月の上旬にも関わらず経済的なニュースが多く、相場にも大きな影響が出ています。

米中貿易摩擦は緩和に向けての話し合いが決定しており、今後の内容次第では大きな進展を迎える事でしょう。

続いてFRBによる更に追加利下げの決定や長期金利の利上げなどアメリカ経済も上昇しつつあります。

又、長い間注目がされていたイギリスのEU離脱問題も延期となった事でユーロやポンドにも影響が及んでいます。

この様な経済事情の大きな変化は正確な情報を掴む事でバイナリーオプションにおいて大きなプラスにする事が可能ですが、波に乗り遅れると大きな損失になりかねないので経済指標の確認を必ず行った上での取引を心がけましょう。

経済指標が発表されればトレンドが発生する可能性が高いので、チェックしておいて損はありません。

ここでは11月9日～11月21日までに発表される注目度の高い経済指標を紹介していくので、是非参考にしてください。

11月9日(土)アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

アメリカのミシガン大学が公表している消費者のマインド指数で、消費者の購買意欲を速報で把握する事が可能です。

最大でも500人と調査人数は少なめですが、速報値として参考にする事は可能で購買意欲のアップ＝好景気へに指標となります。

消費者数としてはサンプルが少なめですので、景気の動向としては参考程度としかなりませんが速報値という事もあり見逃す事は出来ません。

年末に掛けて消費が拡大しやすい時期ではありますが、米中貿易摩擦による買い渋りも多いので、判断が非常に難しいです。

11月11日(月)英国・実質GDP(速報値) 第3四半期

英国GDPはイギリス内で生産された物やサービスを数値化した物で、その国の景気に大きく左右されますので、経済指標の中でも重要度が非常に大きいです。

GDPが上昇をしていると好景気＝ポンド高/円安といった動きになりますので、狙い安い指標の一つです。

EU離脱問題の延期によりGDPの成長が望めますが、時期的に今回の発表に反映されませんので、30秒の短期取引で発表後の動きに合わせたトレードがお勧めです。

11月12日(火)英国・雇用統計

イギリス内での失業率や失業保険の申請件数を公表する指標で、雇用の増大＝好景気となりますが、失業率が増加＝不景気となり景気に左右される要素が大きくなっています。

失業は常に発生している物であり、大きな変動が無い限りは相場に与える影響も僅かではありますが、

経済的に不安定なイギリスの発表という事もあり、注目度も高くポンドの動きに影響を与える事が大きくなっています。

EU離脱問題の影響もあり失業率は増加傾向にありますので、一時的にポンド安/円高となる可能性が高いです。

11月13日(水)アメリカ・消費者物価指数

消費者に特化した指標で、主にサービスや食品・その他物品のインフレ度合いが発表されます。

基本的に景気が良いと物価は上昇し、不景気となると物価は下落します。物価の上昇は好景気＝ドル高に繋がりますので、消費者の素直な動向により景気が決定付けられるといっても過言ではありません。

国によほどの事が無い限りは横ばいになる事が多く、極端に上下する事はありませんが一時的なマイナスが予想されます。

反発も入りやすいので、指標の発表後に30秒取引で短期で終わらせる事が無難です。

11月15日(金)アメリカ・小売売上高

デパートやスーパーなどの小売業の売上をベースとした値を指標として公表しており、個人消費の数値をより具体的に把握する事が出来ます。

個人消費の増大は好景気の証であり、労働局の発表値よりも過敏に相場への影響が大きくなっています。

前月は消費が減退をしていますが、基本的には予想値よりも上昇する事が大きく、年末に向けて上昇し続ける事が予想出来ます。

11月21日(木)アメリカ・FOMC議事録

連邦公開市場委員会で決定された政策金利等の発表が行われ、ある程度の内容は発表前に公開をされていますが、それでも相場に与える影響は大きいです。

利上げや利下げに関する内容も告知されますので、今回の様に追加利下げが行わる事や、長期金利の利上げが行わると判明している時は見逃せない指標となります。

すでに相場への影響は出ていますが、改めて発表後はドル高/円安に動く事がほぼ確定であり、「High」の取引にてほぼ間違いが無いでしょう。

経済指標を狙って取引すれば勝てる可能性あり！

今回は11月9日～11月21日までに発表される注目度の高い経済指標について紹介してきました。

初めて取引をするという方は今回紹介した経済指標が発表されるタイミングで取引を行うのがベストです。

なぜなら経済指標が発表される時は相場が上か下かの一方向にしか動かないことが多いので分かりやすいから。

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