バイナリーオプションのサインツールって作れるの？

バイナリーオプションは稼ぎやすい投資であり、数分で資金を倍にすることも可能です。

もちろん負けることもあるので、とんとん拍子に進むことは少なく、多くの試行回数が求められます。

そんな時に便利なのがサインツールです。これがあれば、シグナルを出した時にエントリーすれば良いだけなので、そんなに難しいツールではありません。

そこで、今回はこのサインツールを作れるのか？また、その効果について見ていきましょう。

サインツールって個人で作ることができる？

サインツールと聞くとかなり難しいような印象を受けますし、実際に簡単ではありませんが、個人で作ることは可能です。

ちなみにツールを作る時には大体MT4を使います。これは世界中のトレーダーの間で利用されているチャートツールで、どのようなインジケーターを表示することもできますし、見やすいチャートになるよう個人個人で調整することが可能です。

例えば、ローソク足の色を変えたり、線を引いたり図形を描いたりなどなど、多くの機能を揃えています。

バイナリートレーダーで使っている方は多く、またサインツールの導入にも対応しているので、ここにデータを入れればチャンスを知らせてくれるのです。

ただ、知識のない個人がサインツールを作るには大変時間がかかるので、少し難しいのが現状でしょう。

サインツールを作るにはどんな知識が必要？

サインツールが上手く機能してくれれば、簡単にお金を増やすことができますが、個人で作るのは少しハードルが高いと言えます。

実際に作るにはC言語・MQL・C++といったプログラミング言語を勉強しなければなりません。

また、FXやバイナリーの知識も必ず求められます。どちらも未経験者の場合は、習得に時間がかかるでしょう。

プログラミング言語に関しては、実際にプログラミング系の業務をこなせるように数ヶ月かかるというのが定説です。

同様に投資の知識を得るのにも、数ヶ月かかると思われます。しかも、どちらも座学だけではなく、実践しなければ感覚的に理解できないので更に時間がかかるでしょう。

このため、個人でサインツールを作りたくても、知識が無い方であれば1年間程度を要します。

しかもこれは本腰を入れて勉強した場合の話であり、多くの方の場合は仕事の都合で捗らなかったり、挫折してしまったりなどの場合があるはずです。

大変、非効率的と言えますし、頑張って勉強したところで上手く機能する保証はなく、努力が水の泡になることも十分にあるでしょう。

そこで、作成者の方が配布しているサインツールを利用するのが近道です。無料配布しているものも多いので使ってみましょう。

サインツールのコードを配布しているところもある

バイナリーで簡単にサインツールを導入したいのであれば、配布してあるツールを使うと良いでしょう。

配布している場所は様々ですが、世界中で最も使われているのはFOREX FACTORYです。

これはFXの国際的フォーラムのような総合掲示板であり、サインツールのみならず、大変多くの情報を手に入れることができるので大変有益と言えます。

難点は、情報が全て英語で書かれていることであり、英語の勉強が必要なことです。

一応、Google Chromなどのブラウザを使えば、翻訳機能があるので使えなくはありません。それでも直訳だけではわからないFX用語が存在するので、ある程度勉強してから覗くのが一番です。

国内では「キャンドルマツ」さんのサイトがサインツール配布サイトとして有力と言えます。

また、ある意味サインツールと言えるインジケーターを、ダウンロードするという手もあることを覚えておくと良いでしょう。

移動平均線や、ボリンジャーバンドバンドなど有名なインジケーターは最初から、MT4に組み込まれているのですが、マイナーなものを使いたいのであれば、個人で設定しなければなりません。

例えば、逆張りに使えるインジケーターであるRSIを、より直近の値動きに対応できるようにしたRCIのようなものは、外部のサイトからダウンロードしてMT4に組み込むことで使えるようになります。

方法はそこまで難しくありません。まずMT4を開き、「indcators」のファイルにダウンロードしたインジケーターのファイルをコピペするだけです。

配布されているサインツールを使うのは構いませんが、これを使えば勝てるとは思わないようにしましょう。

というのも、本当に勝てるサインツールであればそう簡単にインターネット上に流したりすることはありません。

ひどい場合、勝てもしないどころかトレードの参考にすらならないサインツールを売ってお金を稼ぐ個人・業者も存在します。

これらは大体数万円〜数十万円で売っていますが、投資で資金を何倍にも出来るようなツールがあるのなら何億円しても全くおかしくないでしょう。

しかし、本当は勝てないからこそ一般人でも購入できるような額に設定しているのです。

サインツールを作るよりも分析の精度をあげよう！

ここまででサインツールを作る方法の概要や、他サイトからダウンロードしてMT4に組み込む方法などを挙げましたが、結局のところサインツールを導入するのはおすすめしません。

まず、個人でサインツールを作るのは時間がかかりすぎるので現実的ではないでしょう。他サイトから取ってきたサインツールに関しても信頼性が高いとは言えません。

上で挙げたような詐欺の危険もありますが、詐欺の意思がなかったとしても同様に勝てることはないでしょう。

というのも、ローソク足の動きは理論ではなく、大口トレーダー同士の駆け引きによって動いているからです。

投資の世界は、基本的に誰かが得をすれば誰かが損をする世界なので、他人を蹴落とすのがバイナリーオプションやFXの基本戦術と言えます。

このため、合法的なお金の奪い合いなのです。このため、いかにサインツールが有効であっても、必ずそれを阻止しようとする勢力が現れます。

サインツールがHIGHのシグナルを出したとしても、売りを浴びせてくる大口トレーダーによってやられてしまうことは少なくありません。

結局のところ基礎的な分析能力を上げるのが近道です。そして、少しでも勝てる可能性が高いエントリーポイントを見つけましょう。

バイナリーオプションの場合は、上か下かなので僅かにでも予想した方向に進んでくれれば良いのですが、できれば余裕を持って勝てる方法を探るのがおすすめです。

そうすれば不利な状況からスタートする代わりに、ペイアウト率を大きくアップさせるスプレッド取引を検討することができます。

分析の制度を上げるためには、ひたすらに検証をするしかないでしょう。勝率・最大順行&逆行pipsや通貨ペア・取引時間などの詳細を、トレードノートに残しておき、回数を重ねた上で期待値的にプラスになったらそれを続けることで、利益を出せる確率が高くなります。

これは大変面倒な作業ではありますが、サインツールなどが機能することが期待できないのでやる他ありません。

投資で簡単に勝てる方法があるのは事実ですが、それは極めてリターンが少ないものに限られます。くれぐれも簡単に資金を大きく増やすことができる、とは思わないようにして下さい。

まとめると

今回はバイナリーオプションのサインツールについて解説しました。プログラミングと為替知識のない個人でこれを作るには数ヶ月、もしくはそれ以上の期間を必要とするので本腰を入れて勉強する必要があります。

インターネットからサインツールを仕入れるという手もありますが、何度も言うように信頼性が高いものは存在しないでしょう。

少なくとも入れておけば、簡単にお金を稼ぐことができるという類のものはありません。

ヤフオクなどで販売されているものに関しては、詐欺の疑いすらあるので注意しましょう。

何故そういったサインツールを販売するのか？という疑問を持ち、相手の立場で考えれば詐欺にあう危険は小さいです。

もし、サインツールを入れるにしても、トレードの参考にする程度にとどめておくのが一番でしょう。

ツールを参考に使いたいという方は、シグナルツール「逆張りチェッカー」を無料で利用することが可能です。参考にご覧ください。

サインツールに頼らずに基礎的な分析能力を上げるのが、バイナリーオプション攻略に繋がることを忘れないで下さい。