スイスフラン並みの暴落！主要通貨ペアのドル円でもここまで動く

ドル円の通貨ペアは取引量が多く、比較的緩やかな値動きを見せるというのがトレーダーの間での常識のようなものでした。

それがいま、スイスフランショック並みの大暴落を見せています。専業トレーダーでないかぎり、サラリーマンなどはまだ取引できない状態でしょうから気付いておられない人も多いかもしれません。

ＦＸトレーダーの場合、ここまで急激な値動きだとロスカットを設定していても損失が膨らむ可能性が高いので注意しなければなりません。

ドル円のローソク足チャートが凄まじい

ローソク足チャートで捉えた暴落の様子がこちら。120.305あたりから7分程度で一気に118.690付近まで円高が進んでいます。

その後しばらくすると円売りドル買いへと反転していますね。急落を知ってから急いで円高ポジションを持ったひとは、最悪の場合は損失を増やしてしまっているかもしれません。

スイスフランにはなかった恐怖も

1月のスイスフラン急騰は大変な騒ぎになりましたが、国内業者への影響は比較的少なくすみました。

その大きな理由はスイスフランが国内トレーダーにあまり馴染みのない通貨で、取引量がドルや円、ユーロに比べて少なかったことが幸いしたからです。

ただ今回暴落したのはドル円。国内トレーダーが最も多く取引している通貨ペアですね。しかも今日は120円の大台を安定して推移していたので、円安ポジションを持っているトレーダーはそれなりに多かったと思います。

そこにきての大暴落。情報がまだ出ていないので断定はできませんが、影響はかなり大きかったのではないでしょうか？

日経平均先物がナイト・セッションで大幅安。ドル／円 の急落と共に一時１万７７００円まで下値を切り下げる場面があった。その後はやや値を戻している。「日銀内部で一段の追加緩和は国内経済にとって逆効果になるとの声があがっているという一部報道が売りのきっかけとなった」（国内証券）という。
（※ロイターより引用）

暴落の原因もまだ正確な情報が出ていませんが「日銀関係者が追加緩和が逆効果だったという趣旨の発言をしたため急速な円買いがおきた」との情報も出ているので今後の発表に注目したいところ。

その後の値動きは緩やかにドル高へ移っていますが、まだまだ安心できません。バイナリーオプションではレバレッジがないのですが、ＦＸなどで高いレバレッジをかけて取引しているひとは予想外の値動きで損失が膨らむ可能性もあります。取引する際は十分注意しながら行ってください。

攻略のコツ

海外バイナリーオプションの「スマートオプション」ではFXも取引できるようになっています。こういった取引チャンスを活かすなら、最大損失額が明確なバイナリーで取引しつつ暴落暴騰が来たときにFXへ切り替えるという攻略法が使えるでしょう。

スマートオプションはタブを切り替えるだけでFXとバイナリーを切り替え可能なので、素早く取引を始められるのが魅力。ただしスマートオプションは海外業者なので、500倍といった高レバレッジもかけられますが、確信をもったとき意外は低レバレッジで取引するほうが安心でしょう。

FXに興味があるけれど今回のような予想外の損失が怖いというひとは、バイナリーオプション業者でFXも扱っているところを探してみてください。

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