ギリシャのデフォルト危機でユーロ円の為替レートを予想！

ギリシャが借金返済できず債務不履行（デフォルト）に陥る可能性が高まっています。7月5日にギリシャで行われた国民投票でも「EUが要求する緊縮策受け入れ」に対して反対派が賛成派を大きく引き離している状況。これを受けてユーロは4週間ぶりに安値に転じています。

分かりやすい言い方をするなら「いまお金なくて借金は返せないけど、何とかなるだろうから返済期限を延ばしてね。あともっとお金貸してよ。ちなみに国民が緊縮策に反対しているんだから譲歩するよね？あ、ユーロは使い続けたいしユーロ脱退も考えてないよ。」ということ。国民投票の結果を手にギリシャのチプラス首相はEUなどの債権団と支援延長の交渉をするようです。

当然ですがギリシャ問題は為替レートにも大きな影響を与えており、トレーダーにとっては絶好の攻略チャンスとなっています。

ユーロはギリシャの支援延長を認めるのか？

これは何とも言えないのですが、仮にギリシャへの支援協議で特例を認めてしまえば同じように多額の借金を抱えるポルトガルやスペインといった国々までもが借金を踏み倒す可能性も否定できないため、恐らくユーロへの支援延長は認められないのではないか？という意見が多いようです。

もし支援が認められて一時的にデフォルト危機を回避できたとしても約43兆円（GDP比177％）というあまりにも巨大な負債を抱えた状態で、しかも国民投票で示されたように改善策を拒否する国なら再び危機がやってくるでしょう。

単一通貨を導入したことで経済力のある国とその恩恵を受けようとする国との格差や溝は深まる一方といったところ。今後、支援を受けられなければギリシャがユーロを脱退する可能性も否定できません。

ユーロ買いにはなりにくい？

7月16日時点でのユーロ円はご覧のとおり大きな円高の流れとなっています。ギリシャ問題でこのまま支援打ち切りとなればリスクを回避するためユーロが一斉に売られるかもしれません。そしてギリシャ問題が落ち着けばトレーダーはリスクを負っても利益を狙おうと円を手放してユーロを買うということも十分考えられるでしょう。

今年始めにおきたスイスフランショックのような動きが出るかどうかは分かりませんが、ギリシャ問題の行く末を予想しながら投資して利益を狙ってみてください。

ニュースや新聞でも暫くは重点的にとりあげられるでしょうから、初心者でも情報を集めやすくなっています。また各社で今後の予想などが掲載されていることもあるため、為替チャートの値動きを予想するときの材料にするのもよいでしょう。

バイナリーオプションのように投資した金額以上の損失がでない投資であれば、始めての人でも投資する金額を低めにするなどリスク管理がし易いのでお勧め。さらに海外バイナリー業者の「ハイローオーストラリア」なら初回取引での投資金額が5,000円まで戻ってくるキャンペーンが開催されています。

もし自信がなければデモトレードでもリスクゼロで練習できますし、次に大きな発表が出るまで投資せず、為替レートが大きく動き出したときに始めるということもできるので、チェックだけは事前にしておくことをお勧めします。