バイナリーオプションとEUの離脱問題を為替を見て考えよう

多くの投資家が注目していたオランダ総選挙に終止符が打たれましたね。EU離脱問題になるか否かの争いでしたが、政府与党である自由民主国民党が勝利し、オランダのEU離脱は回避されたのです。

この総選挙が終わればしばらくは特に大きな政治的なイベントはありませんが、3月の後半にもまだまだ重要な経済指標はあります。今回は3月後半の重要な経済指標を紹介していきます。

まだまだEUからは目が離せない！

今回オランダの大統領選挙ではEU離脱の危機を免れることが出来ましたが、EU加盟国にとってもう一つの危機が4月末～5月初旬に控えています。それがフランス大統領選挙です。

なぜフランスなのかというと、大統領立候補者の中にEU離脱を促している人がいるから。詳しい内容は「オランダの総選挙とフランスの大統領選挙を見逃すな！」をご覧ください。

今のところEU離脱を促しているルペン氏よりもEU強化とテロ対策に力を入れているというマクロン氏の方が優勢です。

しかし、フランスは移民が多く昨年のテロのこともあり、徐々にEU加盟への疑問を抱いているという人が増えているようなので、アメリカ大統領選の時のようにまさかの展開もあり得ます。

今のところフランスのEU離脱の可能性は低いといえますが、今後もEUの動きには注意しておく必要があるでしょう。

3月後半の重要な経済指標をチェック！

政治的なイベントはしばらくの間ありませんが、経済指標は市場が開場している平日は毎日発表されています。重要な経済指標が発表されればレートが大きく動く可能性は高いのでぜひ注目しておいてください。

ここでは「USDJPY」に大きな影響を与える可能性の高い経済指標を紹介しているので参考にしてバイナリーオプションで取引を行いましょう！

3月17日(金)米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

消費者の購買意欲を数値化したもので、数値が上がると消費者の購買意欲が高まっている証拠です。それだけ余裕があり、景気が向上しているということでもあります。

3月17日(金)米・2月景気先行指標総合指数[前月比]

景気に先行して動く考えられている労働や株価指数など10項目の指標から算出したものです。

3月21日(火)米・四半期経常収支

輸出入による貿易収支のことで、海外から得た投資や賃金などの収益から海外へ支払ったそれらを引いた所得収支のことです。

3月22日(水)日銀・金融政策決定会合議事要旨

日本銀行金融政策決定会合での内容をまとめたものです。利上げと利下げの局面では注目度が高くなります。

3月22日(水)日・通関ベース貿易収支(季調前)

輸出額から輸入額を差し引いたもの。実際に税関を通過した物の流れを基準に統計をとったものです。

3月22日(水)米・中古住宅販売件数

景気に対する先行性が高い経済指標です。似た指標に新築住宅販売件数がありますが、そちらよりも件数が多く注目されることが多い指標となっています。

3月23日(木)米・イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

再注目ポイントは利上げの回数に対しての名言があるかどうかが注目です。注目度は前回のFOMCと同じくらいと言われています。

3月23日(木)米・前週分新規失業保険申請件数

失業した人が初めて失業保険給付を申請した数のことで、雇用統計程ではないものの発表後の為替相場を大きく動かす要因でもあります。

3月23日(木)米・2月新築住宅販売件数[年率換算件数/前月比]

中古住宅販売件数と同様に先行性の高い景気動向と言われています。新築住宅販売件数の方が中古住宅販売件数より先行性が高いといわれています。

3月24日(金)米・2月耐久財受注[前月比]

企業の耐久財の重状況を表した経済指標です。設備投資が進んでいるということは企業に余裕があり、景気が向上していると判断することもできます。

3月28日(火)米・3月リッチモンド連銀製造業指数

バージニア州やノースカロライナ州などでの製造業における景況感を示す指数です。0を上回れば景況感がよく、0を下回れr場景況感が悪いといわれています。

3月30日(木)米・10～12月期四半期実質国内総生産(GDP確定値)[前期比年率]

国内で生産された最終製品やサービスなどの付加価値の合計です。国の全般的な経済状況を測る重要で注目度の高い指標となっています。

3月31日(金)日・2月全国消費者物価指数(CPI)[前年同月比]

国民の生活水準を表すもので重要な指標です。インフレの基本統計として注目度は高く、金融当局の政策を読むうえでも重要視されます。

3月31日米・2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比]

米国民の個人消費支出関連のインフレを示す指数のうち、変動の大きな食品・エネルギーを除いたものです。米国のGDPの約7割ほどが個人消費が占めているといわれているため、非常に重要視されています。

チャンスを逃さないためにも海外バイナリーオプションがオススメ！

今後も経済指標だけでなく、EUの動向に目が離せなかったりとまだまだバイナリーオプションで稼ぐチャンスはたくさんあります。

積極的にチャンスを狙えばバイナリーオプションで成功することが出来るでしょう。ここでは管理人オススメの海外バイナリーオプション業者を紹介するのでぜひ登録してチャンスをものにしてください！

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